【コロナ禍で海外旅行】ギリシャへ行ってみた!サントリーニ編①【2年3か月遅れの新婚旅行】
コロナで延期になった新婚旅行
2019年に入籍し2020年に3月に結婚式を終え、5月に新婚旅行へ行く予定だった私たち。
新婚旅行先に選んだのはギリシャ!
しかし世界的な新型コロナウイルスの流行で泣く泣く延期に…。
当初予定より2年3か月も延期になり、ようやく2022年8月に行くことができました。
コロナ禍でギリシャへ行ってどうだったのか、レポートしたいと思います。
サントリーニ島でのフォトウェディングについては以下の記事で紹介しています。
全体をさっくり読みたい方はこちらのまとめ記事をどうぞ。
事前準備~アテネ到着まではこちらの記事で紹介しています。
11日間の新婚旅行旅程
海外旅行に行くためには?
2022年8月現在、EU加盟国は入国に際して陰性証明書やワクチン接種証明書の提示は求められていませんでした。
ドイツで乗り継ぎをしたためドイツで入国したことになりますが、入国審査等で特にコロナ関連の質問もありませんでした。
日本帰国時の対応について、詳しくは厚生労働省HPをご参照ください。
観光初日、いざサントリーニへ!
羽田から約20時間かけてアテネの到着し1泊、翌日は早速サントリーニへ向かいます。
アテネで1泊したのはHoliday Inn Athens Attica Av Airport W。
アテネ空港からはホテルの無料送迎バスで20分ほど。
空港直結のホテルもありますが、こちらはバス利用になるためややリーズナブルな価格です。
前日のチェックイン時ホテルのフロントスタッフに「明日10:55の飛行機でサントリーニへ向かうのですが、何時のバスに乗れば間に合いますか?」と聞くと、9:00のバスに乗れと。
「それより前の時間のバスはないから9:00に乗って。15分もあれば着くから間に合うよ!」ということだったので、間に合うように朝食と支度を済ませホテルの前でバスを待ちました。
まぁバスが来ないこと。
結局15分遅れでバスが到着し、空港には9:40頃到着しました。
あまり時間がない方はお金がかかってしまいますが、タクシーをおすすめします。
SKY expressでチェックイン
サントリーニまではギリシャの航空会社SKY expressを利用します。
私たちは個人旅行だったのでインターネットで予約しました。
ヨーロッパ国内の交通手段は以下「Omio」から検索・予約ができます↓
SKY expressのカウンターに到着すると長蛇の列が。
8月はヨーロッパのバカンスシーズンですからね。
ほかの航空会社のカウンターも大混雑です。
バスが遅れたのもあり間に合うか不安になりながら列に並んでいると、途中で「サントリーニ行きの方はいらっしゃいますか」とアナウンスが。
手を挙げると優先してチェックインをさせてくれました。
実は前日、スーツケースの重さが超過してしまうのではないかと不安になり予約時の15kgのプランから19kgまで、夫と私それぞれ4kgアップグレードしていました。
事前にオンラインでアップグレードすれば7€/kg、空港のカウンターでのアップグレードは9€/kgかかります。
(この価格はシーズンによって変動します。私たちはバカンスシーズンだったので高くなってしまいました泣)
悩みに悩んで夫と私4kgずつアップグレードし、計56€(約7,840円)課金しました。
夫が心配しすぎて一応チェックイン前にも、空港にあるスケールで重さをチェックすることに。
スケールの使用に1€かかるので、夫より重たそうな私のスーツケースを測りました。
17kg台だったので一安心でしたが、だったら1人3kgのアップグレードでよかったじゃん、とケチ根性が出てしまいちょっと損した気分に(笑)
ギリシャ国内の移動でLCCを利用する方は、ラゲッジスケールがあっても良いかもしれません。
この後お土産がどんどん増えていくのですが、飛行機に乗るたびにヒヤヒヤしました。
ラゲッジスケール ラゲッジチェッカー デジタルスケール 旅行 スーツケース 手荷物 はかり 釣り 携帯 飛行機 海外 旅行 50kg 価格:869円 |
少しでもスーツケースを軽くしようと夫がUVカットスプレーを手荷物に入れたのですが、大きすぎて保安検査で没収されました(笑)
この旅行のために買ったスプレーを旅の序盤で没収され、半泣きの夫(笑)
ちなみに手荷物は8kgまでの制限がありますが、測られることはなかったです。
人生初のプロペラ機にドキドキ!
サントリーニへは小さなプロペラ機で向かいます。
揺れないかちょっと怖かったですが、この日はそこまで大きく揺れることはありませんでした。
離陸から着陸までは50分くらいです。
機内サービスではドリンクとクッキーが提供されました。
窓の外にはエーゲ海に浮かぶ島々が見え、あっという間のフライト。
ついにサントリーニ到着です!
夢のサントリーニ上陸!
サントリーニ空港は滑走路が1本か2本くらいしかない小さな空港です。
機体から降りると迎えのバスはなく、徒歩で建物まで行くスタイル。
事前情報では古くて汚い最悪の空港ということでしたが、着いてみてとてもキレイでびっくりしました。
アップルタグでスーツケースが無事サントリーニについていることを確認し、受け取ったら外へ。
イアに3泊しますので、まずはイアのホテルに向かい荷物を預けます。
出発前にホテルから空港までの送迎サービスの提案がありましたが、1人45€~(約6,300円、2人で12,600円)と少し高かったので、Booking.comで送迎予約をしました。
Booking.comでの送迎は2人で5,908円、ベンツのミニバンでした。
10人くらい乗れそうでしたが今日は私たち2人だけということで、贅沢なお迎え。
道中は「どこから来たの?」「僕はサントリーニに来て10年目だよ」「外に見える畑はチェリートマトだよ!おいしいから食べてね」など他愛もない会話をして、30分ほどでイアの玄関口に到着です。
サントリーニの中でもリゾート感が強め!イアに到着
私たちが滞在先に選んだのはイアと呼ばれるサンセットで有名な街です。
サントリーニにはもう1つフィラと言われる大きな街があり、おそらく観光で訪れた方はどちらかに滞在すると思います。
ギリシャ大好きスピローズ(後述)のサットンさんによれば、イアは東京でいう表参道や青山みたいな落ち着いた街、フィラは原宿や渋谷みたいな賑やかな街だそう。
新婚旅行のメインイベントであるウェディングフォトを撮影してくれるSadiraj Photographyもイアにあります。
イアの街の中心部は車の乗り入れができないため、街の手前のロータリーのようになっている場所で下車。
空港まで迎えに来てくれた運転手さんとはここでお別れです。
運転手さんが事前に宿泊するホテルに連絡を取ってくれ、オーナーが近くまで迎えに来てくれるとのことでしたが、待ち合わせ場所も相手の顔もわからないのでとりあえずホテルの方向を目指して歩くことに。
街の入り口までは結構急な坂でバスや車が通るので、大きなスーツケースを転がしながら進むのは結構大変でした。
街の中に入っても狭くガタガタで段差ばかりの道、おまけに溢れんばかりの観光客。
ホテルの入り口もわかりづらいので迷ってしまいウロウロしていると、サングラスをかけたお兄さんが「君、〇〇(苗字)さん?」と声をかけてきました。
「Santo Blue Horizonのオーナーです。迎えに来ましたよ。はい、スーツケースかして」とひょいっとスーツケースを持ち上げで肩にかけ、ホテルまで案内してくれました。
夫と私のスーツケースで40kg近く…。ありがたいけど申し訳ない気持ち。
路地を進み階段を下っていくと、宿泊ホテルSanto Blue Horizonに到着しました!
どうしてもブルードームを見ながらプライベートプールに入りたくて、ちょっと人には言えないくらいの値段ですが思い切って予約したホテル。
ブルードームが見えるどころか目の前、なんなら敷地内?と思ってしまうほどの近さ!
お部屋に入るとオーナーさんが丁寧にホテルの設備について説明してくれます。
ベッドでルームは3つで最大7名宿泊可能、バスルームが3つ、キッチンが2つ、テラスとバルコニー付きという夫婦2人では持て余してしまうほどの広さ。
テラスにあるプライベートプール(ホットタブ)もすぐに入れるように準備されていました。
「何かあったらいつでも連絡して。WhatsAppはやっている?」と聞かれましたが、やっていないと答えると、「じゃあインスタのメッセージで連絡してね!」と。
ギリシャで現地の方と連絡を取る必要がある方はWhatsAppを入れておくといいかも。
ヨーロッパのラインのようなアプリです。
オーナーが帰ったらテラスで撮影会!
すごい、本当にきれい!
このブルードームを見たくて、サントリーニに世界中から人が集まり、夏のバカンスシーズンは撮影するのに長蛇の列。
そんなブルードームを24時間独り占めし、好きなだけ眺めたり、写真を撮ったり。
朝食も昼食もブルードームの前でいただきました。
正直行くまでは、「ホテルにこんなにお金かけてばかみたいかな」とか、「ホテルをケチれば別のところに旅行に行けるのにな」とか考えてしまうこともありましたが、一切そのような考えはなくなりました!
ブルードームを眺めながらのホットタブ、最高すぎていつまでも入っていられる…。
サントリーニといえばペリヴォラスやカティキエスなどの高級ホテルが人気ですが、もしよければブルードームがお部屋から観られるホテルも候補に入れてみてください!
宿泊ホテル Santo Blue Horizon
サントリーニ編②へ続きます。
→近日公開
ギリシャの情報収集はスピローズで!
ギリシャについていろいろお調べの方はお気づきかと思いますが、なんせ情報が少ない!
ガイドブックはあまり販売されておらず、ブログの情報を頼りにされている方も多いのではないでしょうか?
私たちも出発前の情報収集には苦労していたので、東京大田区にあるギリシャ料理店「スピローズ」で店長のサットンさんにいろいろと教えていただきました!
ギリシャ大使館も御用達、本格的なギリシャ料理をサントリーニのような店内で楽しめます。
店長のサットンさんは大のギリシャ好き。
今度ギリシャへ行くと一言伝えると、おすすめのスポットや地元で人気のレストランなど、さまざまな情報を教えてくれます!
店内にはギリシャに関する書籍やグッズも所狭しと並び、地図や写真を見ながら丁寧に説明してくれます。
ギリシャ旅行に行く際は、是非出発前に遊びに行ってみてください!
詳しく話を聞きたい場合は、空いている平日に行くのがおすすめです。
食べログからも予約できます。
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【コロナ禍で海外旅行】ギリシャへ行ってみた!出国~アテネ到着編【2年3か月遅れの新婚旅行】
コロナで延期になった新婚旅行
2019年に入籍し2020年に3月に結婚式を終え、5月に新婚旅行へ行く予定だった私たち。
新婚旅行先に選んだのはギリシャ!
しかし世界的な新型コロナウイルスの流行で泣く泣く延期に…。
当初予定より2年3か月も延期になり、ようやく2022年8月に行くことができました。
コロナ禍でギリシャへ行ってどうだったのか、レポートしたいと思います。
全体概要をさっくり読みたい方はこちらのまとめ記事をどうぞ。
出国までの事前準備はこちらの記事で紹介しています。
サントリーニ島でのフォトウェディングについては以下の記事で紹介しています。
海外旅行に行くためには?
2022年8月現在、EU加盟国は入国に際して陰性証明書やワクチン接種証明書の提示は求めていません。
ドイツで乗り継ぎをしたためドイツで入国したことになりますが、入国審査等で特にコロナ関連の質問もありませんでした。
帰国時日本へ入国する際に、PCR検査の陰性証明書(日本専用書式)が必要になっています。(見直し予定)
詳しくは厚生労働省HPをご参照ください。
空港到着~チェックイン
前日まで本当にギリシャへ行けるのか半信半疑でしたが、ルフトハンザからオンラインチェックインのメールを受け取り、ようやく現実味を帯びてきました。
日本からギリシャへの直行便はないため、ルフトハンザを利用し行きはミュンヘン経由で向かいます。
いよいよ当日。
家を出る前にもう一度忘れ物がないかチェックし、羽田空港へ向け出発。
行きのバスではスーツケースを持った旅行っぽい方も複数組見受けられましたが、第3ターミナルで降りたのは私たちだけでした。
出発ロビーはコロナ全盛期よりは賑わっているものの、8月とは思えないほどの空き具合。
事前にルフトハンザで欠航がかなり出ている、万が一欠航になった場合の振替便争奪戦が凄まじいとの情報を得ていましたので、出発時刻の3時間前には空港に到着しました。
まずは運行情報を確認すると、出発時刻が20分ほど遅くなっていました。
スーツケースにロスバゲ対策をしたり、Wi-Fiを受け取ったりしているうちに、チェックインカウンターに人が並び始めました。
私たちも慌てて列に並び、約15分後チェックインが始まりました。
チェックイン時の本人確認の時はマスクを外します。
このときプレミアムエコノミーに空席があれば金額次第でアップグレードしようかなと思いスタッフさんに聞いたのですが、回答はまさかの満席。
ミュンヘンまで14時間ぎゅう詰めだったら嫌だな~…と少し憂鬱な気持ちに。
チェックインとスーツケースの預け入れが完了し、保安検査を通って出国審査へ。
ちなみにチェックイン時は陰性証明書、ワクチン接種証明書の提示はありませんでした。
いよいよ日本出国!思ったよりあっさり?
日本のパスポートをお持ちの方は自動ゲートで出国審査が完了します。
ここでも本人確認の際はマスクを外しますが、メガネはつけたままでもOK。
出国スタンプが欲しい方はゲートを通ったのち、カウンターに並べば押してもらえます。
※この旅行でスーツケースが壊れてしまったのですが、帰国後保険金請求をした際に
出入国日を確認するため、パスポートのスタンプページをコピーして送るよう言われました。
時間の余裕があれば万が一に備えてスタンプをもらっておくと安心です。
特にコロナに関する質問を受けたり、ワクチン接種証明書などを提示したりする場面もありませんでした。あっさり出国。
出発時間までラウンジでのんびり
出発時間まではアメリカンエキスプレスカード、またはプライオリティパスで入れるラウンジで寛ぐのがお決まりです。
プライオリティパスでANAのラウンジに入れるとの情報を聞きつけ向かったのですが、この日は朝から混雑しているためAM10:00以降でないとプライオリティパス利用者は入れないとのこと。
受付には「シャワー満室」の案内も出ていました。
憧れのANAラウンジ…無念ですがアメックスで入れるSKY LOUNGEへ。
SKY LOUNGEは出国審査エリアを出て正面のエスカレーターを登ったところにあります。
ほぼ中央に位置し、周りには免税店もたくさんあるため利用しやすいです。
ソフトドリンクを無料で飲むことができ、飛行機が見えるカウンター席とコンセントつきのソファ席があります。
アルコールや軽食も有料ではありますが提供されています。
そこまで広くありませんが、無料でドリンクが飲めてソファで待てるだけありがたい。
ラウンジ万歳。
知る人ぞ知る海外旅行の必需品
海外旅行の際、持っていれば世界中の空港のラウンジを無料で利用できるプライオリティパス。
今回の旅行でも大活躍してくれました!
楽天プレミアムカードをつくれば、通常年会費343US$(約48,020円)のプライオリティパスを無料で発行できます。
海外旅行に行く際は、絶対に持って行きましょう。
このパスがあれば夜のフライトでもシャワーを浴びてから搭乗できたりと、旅行の快適度が格段に上がります!
以下からのお申込み&利用で、今なら5,000ポイントもらえます。
カード到着後、別途プライオリティパスのお申込みが必要になるので、申し込みはお早めに!
海外旅行の楽しみと言えば免税店でのお買い物!でもちょっと待って
海外旅行のもう1つの楽しみと言えば免税店でのお買い物!
ですが、コロナの影響で休業や営業時間の短縮、予約制をとっている店舗もあります。
当日行ったら入れなかった…なんてことのないように、お買い物の予定がある方は事前にHPで詳細をチェックしておきましょう。
人気商品の欠品も出ていました。
シャネルでリップを買いたかったのですが、なんと全リップ商品で1色を残してすべて品切れ。
欲しかったジルスチュアートのプライマーも品切れでした。
結局何も買わずに立ち去ることに…。悲しい。
絶対に手に入れたい商品がある場合は、事前に銀座や新宿の免税店で購入し、出国後に市中免税店引渡しカウンターで受け取るのが確実です!
いよいよ搭乗開始
搭乗は予定時刻通り開始しましたが、本人確認でマスクを外すため時間がかかるのか列が全然進まない。。
途中で別のスタッフさんがフォローに入り、先に列に並んでいる方のパスポートチェックを始めました。
前のほうの座席だったので搭乗まで結構待ちました。
並んでいる間に出発予定の時刻に。
これは満席かなと思いきや、機内に入ると空席ばかり。
真ん中の3列席の中央と通路側でしたが、私たちの横の席と後ろの3席が空いていたため夫はそちらへ移動。
夫婦そろってエコノミークラスなのにほぼファーストクラス状態でミュンヘンまで14時間過ごせてしまいました。
(現在はロシア領空を避け南へ迂回するため、ミュンヘンまでのフライト時間はいつもより長くなっています)
チェックイン時プレエコは満席とのことだったので、プレエコより寛げました。ラッキー。
いつもより長いフライトなのに、横になって寝られたのであっという間に感じました~。
肝心のコロナ対策ですが、搭乗時よりマスクの着用についてはしつこく案内がありました。
機内アナウンスでも何度かアナウンスがあり、フライト中は乗客のみなさんマスクを着用しています。
ドリンクや機内食のサービスは通常通り提供されますので、飲食中はマスクを外すことができます。
機内での食事はそもそもおしゃべりをする人は少ないので、マスクを外しても気になることはありませんでした。
機内食を食べるときやお手洗いに行った後は、手荷物に入れたアルコール消毒スプレーをシュッシュしました。
また機内は乾燥するので、龍角散ダイレクトやのど飴も持って行き、のどを潤すよう心掛けました。
龍角散ダイレクトはピーチ味が好き。
価格:508円 |
ブランケットやクッションも通常通り1席に1セット貸出があります。
機内がとても寒かったので、カーディガンを着て3席分のブランケットをかぶっていましたがそれでも寒い。。
寒がりの方は必ず羽織ものを手荷物へ入れましょう。
乗り継ぎのミュンヘンに到着!
予定通り14時間と少しで乗り継ぎのミュンヘンに到着しました。
降機後、乗り継ぎ客ももう1度セキュリティチェックを受けます。
機内でもらったミネラルウォーターをアテネ便で飲もうと思っていたのですが、没収されました(泣)
ミュンヘンにもプライオリティパスで入れるラウンジがあります。
しかし私たちが到着したターミナルとは別のターミナルにあり、時間の余裕もあまりないのでラウンジは諦めることに。
私は学生時代に1度ミュンヘンに来たことがありますが、夫は初めて。
どうしてもドイツの白ビールと白ソーセージを食べさせたくて、カフェに入ることにしました。
NHKの旅するドイツ語で覚えた「Weißbier(=白ビール)」が通じて嬉しい。
夫も美味しいビールとソーセージにご満悦です。
うっかりのんびりしてしまい、ボーディングタイムが迫ってきたのでゲートへ移動。
アテネ行きはK01ゲートだったのですが、案内に従って行くとなんかめちゃくちゃ遠い!
モノレールみたいな乗り物に乗らされるし、入国審査はあるし、01番の搭乗ゲートは1番奥だし…。
乗れなかったらどうしようと焦り走って向いましたが、ゲートに着くとまだ搭乗案内も始まっていませんでした。外国あるあるですね(笑)
無事搭乗でき、予定時刻より30分程度遅れてアテネへ。
3時間程度のフライトですが、満席に近い状態でした。
欧米の方がほとんどですが、こちらでもほぼ全員がマスクを着用しています。
モニターも付いていない機材だったので、アテネまではぐっすり眠ってしまいました。
いざ、アテネに到着!
23時過ぎ頃アテネに到着。
荷物を受け取り、時間が遅いので今日はアテネの空港近くで1泊します。
泊まったのはHoliday Inn Athens Attica Av Airport W。
アテネ空港直結のホテルもあったのですが、予算オーバーでこちらのホテルに。
空港から距離はありますが、無料の送迎バスが1時間に1本出ています。
0時ちょうどのバスがあったので、15分ほど待ちました。
時間通りに来るのか、乗り場が間違っていないか不安でしたが、ほぼ時間通りにバスが到着しました。
ホテルまで15分ほど高速道路を走って到着です。
こちらのホテルでは受付スタッフもマスクを着用していました。
空港近くのホテルなので英語も慣れていてチェックインも問題なく完了。
エレベーターも付いていますので、スーツケースが重くても大丈夫です。
翌日は10:55の飛行機に乗ってサントリーニへ向かいますので、シャワーを浴びてすぐおやすみなさい。
次回はいよいよサントリーニへ!
ギリシャの情報収集はスピローズで!
ギリシャについていろいろお調べの方はお気づきかと思いますが、なんせ情報が少ない!
ガイドブックは種類が少なく内容もあまり詳しくないため、ブログの情報を頼りにされている方も多いのではないでしょうか?
私たちも出発前の情報収集には苦労していたので、東京大田区にあるギリシャ料理店「スピローズ」で店長のサットンさんにいろいろと教えていただきました!
ギリシャ大使館も御用達、本格的なギリシャ料理をサントリーニのような店内で楽しめます。
店長のサットンさんは大のギリシャ好き。
今度ギリシャへ行くと一言伝えると、おすすめのスポットや地元で人気のレストランなど、さまざまな情報を教えてくれます!
店内にはギリシャに関する書籍やグッズも所狭しと並び、地図や写真を見ながら丁寧に説明してくれます。
ギリシャ旅行に行く際は、是非出発前に遊びに行ってみてください!
詳しく話を聞きたい場合は、空いている平日に行くのがおすすめです。
食べログからも予約できます。
※こちらの情報は2022年8月19日時点の実体験をもとに記載しています。
出入国要件、航空会社の運航情報等は随時更新されますので、
必ず事前にご自身でご確認ください。
【コロナ禍で海外旅行】ギリシャへ行ってみた!全体概要編【2年3か月遅れの新婚旅行】
コロナで延期になった新婚旅行
2019年に入籍し2020年3月に結婚式を終え、5月に新婚旅行へ行く予定だった私たち。
新婚旅行先に選んだのはギリシャ!
学生のとき「マンマ・ミーア!」というミュージカル映画を見て美しい景色に心を打たれ、それ以来新婚旅行でギリシャに行くのがずっと夢でした。
また、豪華な結婚式を挙げるよりは海外で新婚旅行がてらウェディングフォトを撮ることにお金をかけたいと思っていたので、新婚旅行が人生の中で一大イベントだったのです。
しかし世界的な新型コロナウイルスの流行で泣く泣く延期に…。
当初は2020年の夏か翌2021年の夏ごろまでには行けるのでは?と淡い期待を持っていましたが、まさかここまで長引くとは・・・。
当初予定より2年3か月ほど延期になりましたが、ようやく2022年8月にギリシャへ行くことができました。
現在日本とギリシャの直行便はありませんので、ルフトハンザを利用しドイツで乗り換え、サントリーニ島、ミコノス島、ザキントス島、アテネを巡りました。
まだまだ海外旅行には大きな壁がある日本。
コロナ禍でギリシャへ行ってどうだったのか、さっくりまとめたいと思います。
詳細は以下の記事で紹介しています。
サントリーニ島でのフォトウェディングについては以下の記事で紹介しています。
ギリシャに行くためには?
2022年8月現在、ギリシャは入国に際して陰性証明書やワクチン接種証明書の提示は求めていません。
ドイツで乗り継ぎをしたためドイツで入国したことになりますが、入国審査等で特にコロナ関連の質問もありませんでした。
帰国時日本へ入国する際に、PCR検査の陰性証明書(日本専用書式)が必要になっています。(見直し予定)
詳しくは厚生労働省HPをご参照ください。
航空券や予約は?
2022年2月頃、特典航空券でアテネまでの航空券を予約しました。
一時期に比べ欠航はかなり少なくなっていますが、事前に運行情報はしっかり確認しましょう。
燃油サーチャージが高いのが痛いです・・・。
ギリシャ国内は飛行機(LCC含む)とフェリーで移動しましたが、欠航や運休はありませんでした。
大幅な遅れはありましたので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
ヨーロッパ内の航空券・フェリーの手配はOmioからがおすすめです!
航空券とフェリー、一括で検索、比較できるので、プランに合わせて最適な移動方法を選択しましょう。
飛行機が断然早いですが、サントリーニ―ミコノス間の移動はフェリーもおすすめです。
エーゲ海に来た~!という気持ちになります。
久々の海外旅行!持ち物は?
マスクやアルコール消毒など、従来の海外旅行とは異なる必需品も。
また以前はロフトやハンズなどで海外旅行グッズが多数取り扱われていましたが、私が見に行った際は欠品も多くありました。
事前にネットで購入するなど、早め早めの準備を心がけると◎。
【日本製】たかのてるこ×地球の歩き方 TABI-LIFE 旅袋 ウエストタイプ 貴重品入れ セキュリティポーチ 海外旅行 貴重品袋 盗難防止 TWP-27 価格:2,970円 |
ロスバゲ対策を念入りに
ヨーロッパは急激な旅行需要回復により人員が不足し、ロストバゲージが頻発しています。
絶対になくしたくないものは手荷物に入れ、肌身離さず持ち歩きましょう。
特に乗り継ぎがあるとロスバゲの確率が高まります。
私はスーツケースの中にアップルのAir Tagを忍ばせ、外には最終目的地までを記載した貼り紙をし、ロスバゲに備えました。
AirTag 国内正規品 Apple 本体 新品 忘れ物防止 忘れ物防止タグ 紛失防止 紛失防止タグ IoT IoTデバイス 価格:4,780円 |
万が一スーツケースを紛失された場合の保険請求に備え、スーツケースの中身の写真も撮っておくといいのだとか。
コロナ禍の国際線機内の変化は?
アテネまではルフトハンザ航空を利用し、行きはミュンヘン、帰りはフランクフルトで乗り継ぎをしました。
羽田空港から出発する際にはマスク着用についてアナウンスがあり、乗客全員がマスクを着用していました。
ドリンクや機内食は通常通り提供されますので、飲食中はマスクを外すことができます。
ブランケットやクッションも通常通り1席に1セット貸出があります。
※航空会社により異なります。
行きはかなり空席があり、真ん中の3人席を1人で占領できるほどでした。
エコノミークラスなのにほぼファーストクラス状態でミュンヘンまで14時間。
ロシアの領空内を避けるため、フライト時間は以前より長くなっています。
事前にプレエコへのアップグレードをリクエストしたもののプレエコが満席でできなかったのですが、かえって寛げてしまったのでラッキーでした。
なお帰りのフランクフルト→羽田便は満席に近い状態でした。
日本のほうが入国条件が厳しいのでちょっと意外。
帰りは日本ほどマスク着用についてのアナウンスはありませんでしたが、みなさんしっかりと着用されていました。
ミュンヘン―アテネ、フランクフルト―アテネ間はEU圏内なので国内線の扱いになりますが、こちらもマスクを着用している方がほとんどでした。
羽田空港の免税店はお休みの店舗も
海外旅行時の楽しみと言えば免税店でのお得なお買い物!という方も多いと思いますが、現在予約制や臨時休業となっている店舗もあります。
事前にHP等で詳細をご確認ください。
営業中の店舗でも品切れ商品が相当数あり、シャネルでリップを買いたかったのですが全リップ商品の中で1色を残してすべて品切れ、欲しかったジルスチュアートのプライマーも品切れでした(泣)
どうしても手に入れたいものは事前に銀座や新宿の免税店で購入し、出国後に市中免税店引渡しカウンターで受け取るのが確実です!
ギリシャ国内の移動は?
サントリーニ島、ミコノス島、ザキントス島、アテネという順で回るプランでした。
アテネ⇒サントリーニ島、ミコノス島⇒ザキントス島、ザキントス島⇒アテネは飛行機を利用し、サントリーニ島⇒ミコノスはフェリーに乗ってみました。
欠航した便はなかったのですが、すべての飛行機が遅れました。
特にミコノス島⇒ザキントス島へ移動する際は、乗り継ぎのアテネへ向かう便も、アテネ⇒ザキントスへ向かう便もどちらも大幅に遅延。
ザキントスへの到着は予定よりも2時間も遅れました。
コロナの影響かはわかりませんが、ヨーロッパは全体的に航空業界の人員が不足しているとの情報がありますので、スケジュールは余裕を持って組んだほうが安心です。
フェリーもやや遅れて出港、到着も30分程遅れました。
船内は完全指定席で満席、マスクを着用するようアナウンスがあり、ほとんどの方がマスクを着用していました。
ギリシャの街中ではコロナを忘れそう
今回訪れたギリシャの街はどの街もコロナ前かと錯覚してしまうほど賑わっていました。
特にサントリーニとミコノスはヨーロッパでも有数の観光地とあって、ヨーロッパ中からバカンスの人が押し寄せていました。
お店もたくさん開いているので、とても楽しめます!
反面、日本人を含むアジア人に出会うことは少なかったので、多少の心細さを感じる場面も(笑)
街中、特にサントリーニ島やミコノス島では、マスクをしている方はほとんどいませんでした。
観光スポットもレストランも屋外がほとんどですので、マスクをしていなくてもそこまで気になる感じはありません。
反対に公共交通機関や博物館などの屋内ではマスクをしている人もちらほら。
アテネの地下鉄やバスはマスクをしている人のほうが多かったです。
私たちも出国前のPCR検査で陽性になった場合は帰れなくなってしまうため、屋内ではマスクを着用していました。
ヨーロッパはもともとマスクをつけない文化ですが、マスクをしていて変な目で見られるということはありませんでした。
コロナに感染しないよう気を付けたこと
日本に帰国する際にはPCR検査の陰性証明書が必要なため、滞在中は感染しないよう気を付けて行動しました。
基本的には日本にいるときの対策と変わりませんが、屋内では必ずマスクを着用。
窓が開いているバスや地下鉄に乗るときも、マスクを着用していました。
つけたり外したりするので、マスクケースがあると便利です。
[江戸てん]抗菌マスクケース 日本製 内側抗菌ニス加工 携帯用 薄型 持ち運び用 スリム 価格:385円 |
食事の際のアルコール消毒も念入りに。
特にジェラートを食べるとき、最後はコーンを手で触ることになるため、こまめにシュッシュしていました。
日本のようにあちこちにアルコール消毒が置いてあるわけではないので、携帯用のスプレーやジェルを持って行くと安心です。
価格:550円 |
そして最も大切なのは休息!
旅行先ではつい予定を詰め込みすぎて睡眠時間を削ってしまいがちですが、疲れをため込まないよう十分な休息を取ってくださいね。
帰国前のPCR検査
私たちが行ったときは帰国時にPCR検査の陰性証明書が必要だったため、PCR検査ができ、かつ日本の書式で証明書を発行してくれる病院を探しました。
検査したのは地下鉄Panormou駅から徒歩5分の「Cross Border Med Care」という病院です。
PCR検査の受付は月曜から金曜の9:00~17:30、結果はメールで届きます。
5日ほど前にメール(info@crossbordermedcare.com)で予約して向かいました。
検査は屋外にあるテントの中で行います。
鼻咽頭ぬぐい液による検査でしたので、特に痛みもなくすぐ終了。
氏名、生年月日、パスポート番号などの必要事項を用紙に記入し、検査費用を支払えば完了です。
検査費用は2人で90€(約12,600円、約6,300円/人)で、カード払いも可能です。
「検査結果は4時間後にメールで発送するよ、日本の書式だよね!」と担当の方から確認がありましたが、4時間後メールを見ると日本書式はついておらず。。
「日本の書式で送ってもらえますか?」と返信するとすぐに送ってくれました。
ところが私の生年月日が間違っている!
生年月日が間違っているので再送してほしいと再度返信すると、こちらもすぐに対応してもらえました。
情報に誤りがあるとアプリ登録時に承認されませんので、届いた結果は細部までしっかり確認してください。
My SOSアプリへの登録も忘れずに!
日本に到着する前に承認を完了している必要があるので、遅くともヨーロッパ出国前には登録を済ませておきましょう。
帰国時の検疫は意外とスムーズ!
楽しかった旅行も終わり日本へ帰国。
帰国する際には厚生労働省のMy SOSアプリにPCR検査陰性証明書を登録すると、ファストトラックを利用できます。
降機後めちゃくちゃ歩かされますが、待ち時間はゼロでした。
めちゃくちゃ歩くので手荷物が重い方はカートの利用がおすすめです。
My SOSアプリがブルーになっていればQRコードを読み取りすぐに終了。
荷物を受け取り関税を通過したのち、到着ロビーに出ることができます。
そのまま空港でご飯を食べて帰宅もOK。
なお検疫は深夜には行っていないため、飛行機が遅れ到着が深夜になった友人は朝5時まで4時間近く待たされたと言っていました。
検疫の前のゾーンにはベンチや待合スペースはないため相当しんどいと思います…。
夜や早朝の便で帰国される場合は到着時間が前後し待たされる可能性がありますので、要注意です。
長旅お疲れ様でした!
2022年8月時点ではギリシャから帰国した場合で一定の要件を満たす場合、帰国後の隔離はありません。
体調が良好であればそのまま元の生活に戻れます。
とはいえ久しぶりの海外旅行。
帰国後数日は予定を入れず、ゆっくりと疲れを癒しましょう。
時差ボケもしんどかったです。。
2022年夏ヨーロッパ旅行まとめ
パンデミック以降初めてのヨーロッパ旅行に行ってみて、「ほとんどコロナ前に戻っている」というのが1番に抱いた感想でした。
サントリーニなど、まるでコロナがないかのように感じてしまうスポットもあるほど。
とはいえ飛行機などの交通機関はまだまだコロナの影響が残っていますので、常に最新情報をチェックしてください。
また、旅行に行かれる際は感染対策を念入りに。
ヨーロッパの人はあまり気にしていないためつい気が緩みがちですが、健康な状態で帰国できるに越したことはありませんので、気になる場面ではしっかり対策をしていきましょう。
ギリシャの情報収集はスピローズで!
ギリシャについていろいろお調べの方はお気づきかと思いますが、なんせ情報が少ない!
ガイドブックはあまり販売されておらず、ブログの情報を頼りにされている方も多いのではないでしょうか?
私たちも出発前の情報収集には苦労していたので、東京大田区にあるギリシャ料理店「スピローズ」で店長のサットンさんにいろいろと教えていただきました!
ギリシャ大使館も御用達、本格的なギリシャ料理をサントリーニのような店内で楽しめます。
店長のサットンさんは大のギリシャ好き。
今度ギリシャへ行くと一言伝えると、おすすめのスポットや地元で人気のレストランなど、さまざまな情報を教えてくれます!
店内にはギリシャに関する書籍やグッズも所狭しと並び、地図や写真を見ながら丁寧に説明してくれます。
ギリシャ旅行に行く際は、是非出発前に遊びに行ってみてください!
詳しく話を聞きたい場合は、空いている平日に行くのがおすすめです。
食べログからも予約できます。
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