【コロナ禍で海外旅行】ギリシャへ行ってみた!全体概要編【2年3か月遅れの新婚旅行】
コロナで延期になった新婚旅行
2019年に入籍し2020年3月に結婚式を終え、5月に新婚旅行へ行く予定だった私たち。
新婚旅行先に選んだのはギリシャ!
学生のとき「マンマ・ミーア!」というミュージカル映画を見て美しい景色に心を打たれ、それ以来新婚旅行でギリシャに行くのがずっと夢でした。
また、豪華な結婚式を挙げるよりは海外で新婚旅行がてらウェディングフォトを撮ることにお金をかけたいと思っていたので、新婚旅行が人生の中で一大イベントだったのです。
しかし世界的な新型コロナウイルスの流行で泣く泣く延期に…。
当初は2020年の夏か翌2021年の夏ごろまでには行けるのでは?と淡い期待を持っていましたが、まさかここまで長引くとは・・・。
当初予定より2年3か月ほど延期になりましたが、ようやく2022年8月にギリシャへ行くことができました。
現在日本とギリシャの直行便はありませんので、ルフトハンザを利用しドイツで乗り換え、サントリーニ島、ミコノス島、ザキントス島、アテネを巡りました。
まだまだ海外旅行には大きな壁がある日本。
コロナ禍でギリシャへ行ってどうだったのか、さっくりまとめたいと思います。
詳細は以下の記事で紹介しています。
サントリーニ島でのフォトウェディングについては以下の記事で紹介しています。
ギリシャに行くためには?
2022年8月現在、ギリシャは入国に際して陰性証明書やワクチン接種証明書の提示は求めていません。
ドイツで乗り継ぎをしたためドイツで入国したことになりますが、入国審査等で特にコロナ関連の質問もありませんでした。
帰国時日本へ入国する際に、PCR検査の陰性証明書(日本専用書式)が必要になっています。(見直し予定)
詳しくは厚生労働省HPをご参照ください。
航空券や予約は?
2022年2月頃、特典航空券でアテネまでの航空券を予約しました。
一時期に比べ欠航はかなり少なくなっていますが、事前に運行情報はしっかり確認しましょう。
燃油サーチャージが高いのが痛いです・・・。
ギリシャ国内は飛行機(LCC含む)とフェリーで移動しましたが、欠航や運休はありませんでした。
大幅な遅れはありましたので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
ヨーロッパ内の航空券・フェリーの手配はOmioからがおすすめです!
航空券とフェリー、一括で検索、比較できるので、プランに合わせて最適な移動方法を選択しましょう。
飛行機が断然早いですが、サントリーニ―ミコノス間の移動はフェリーもおすすめです。
エーゲ海に来た~!という気持ちになります。
久々の海外旅行!持ち物は?
マスクやアルコール消毒など、従来の海外旅行とは異なる必需品も。
また以前はロフトやハンズなどで海外旅行グッズが多数取り扱われていましたが、私が見に行った際は欠品も多くありました。
事前にネットで購入するなど、早め早めの準備を心がけると◎。
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ロスバゲ対策を念入りに
ヨーロッパは急激な旅行需要回復により人員が不足し、ロストバゲージが頻発しています。
絶対になくしたくないものは手荷物に入れ、肌身離さず持ち歩きましょう。
特に乗り継ぎがあるとロスバゲの確率が高まります。
私はスーツケースの中にアップルのAir Tagを忍ばせ、外には最終目的地までを記載した貼り紙をし、ロスバゲに備えました。
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万が一スーツケースを紛失された場合の保険請求に備え、スーツケースの中身の写真も撮っておくといいのだとか。
コロナ禍の国際線機内の変化は?
アテネまではルフトハンザ航空を利用し、行きはミュンヘン、帰りはフランクフルトで乗り継ぎをしました。
羽田空港から出発する際にはマスク着用についてアナウンスがあり、乗客全員がマスクを着用していました。
ドリンクや機内食は通常通り提供されますので、飲食中はマスクを外すことができます。
ブランケットやクッションも通常通り1席に1セット貸出があります。
※航空会社により異なります。
行きはかなり空席があり、真ん中の3人席を1人で占領できるほどでした。
エコノミークラスなのにほぼファーストクラス状態でミュンヘンまで14時間。
ロシアの領空内を避けるため、フライト時間は以前より長くなっています。
事前にプレエコへのアップグレードをリクエストしたもののプレエコが満席でできなかったのですが、かえって寛げてしまったのでラッキーでした。
なお帰りのフランクフルト→羽田便は満席に近い状態でした。
日本のほうが入国条件が厳しいのでちょっと意外。
帰りは日本ほどマスク着用についてのアナウンスはありませんでしたが、みなさんしっかりと着用されていました。
ミュンヘン―アテネ、フランクフルト―アテネ間はEU圏内なので国内線の扱いになりますが、こちらもマスクを着用している方がほとんどでした。
羽田空港の免税店はお休みの店舗も
海外旅行時の楽しみと言えば免税店でのお得なお買い物!という方も多いと思いますが、現在予約制や臨時休業となっている店舗もあります。
事前にHP等で詳細をご確認ください。
営業中の店舗でも品切れ商品が相当数あり、シャネルでリップを買いたかったのですが全リップ商品の中で1色を残してすべて品切れ、欲しかったジルスチュアートのプライマーも品切れでした(泣)
どうしても手に入れたいものは事前に銀座や新宿の免税店で購入し、出国後に市中免税店引渡しカウンターで受け取るのが確実です!
ギリシャ国内の移動は?
サントリーニ島、ミコノス島、ザキントス島、アテネという順で回るプランでした。
アテネ⇒サントリーニ島、ミコノス島⇒ザキントス島、ザキントス島⇒アテネは飛行機を利用し、サントリーニ島⇒ミコノスはフェリーに乗ってみました。
欠航した便はなかったのですが、すべての飛行機が遅れました。
特にミコノス島⇒ザキントス島へ移動する際は、乗り継ぎのアテネへ向かう便も、アテネ⇒ザキントスへ向かう便もどちらも大幅に遅延。
ザキントスへの到着は予定よりも2時間も遅れました。
コロナの影響かはわかりませんが、ヨーロッパは全体的に航空業界の人員が不足しているとの情報がありますので、スケジュールは余裕を持って組んだほうが安心です。
フェリーもやや遅れて出港、到着も30分程遅れました。
船内は完全指定席で満席、マスクを着用するようアナウンスがあり、ほとんどの方がマスクを着用していました。
ギリシャの街中ではコロナを忘れそう
今回訪れたギリシャの街はどの街もコロナ前かと錯覚してしまうほど賑わっていました。
特にサントリーニとミコノスはヨーロッパでも有数の観光地とあって、ヨーロッパ中からバカンスの人が押し寄せていました。
お店もたくさん開いているので、とても楽しめます!
反面、日本人を含むアジア人に出会うことは少なかったので、多少の心細さを感じる場面も(笑)
街中、特にサントリーニ島やミコノス島では、マスクをしている方はほとんどいませんでした。
観光スポットもレストランも屋外がほとんどですので、マスクをしていなくてもそこまで気になる感じはありません。
反対に公共交通機関や博物館などの屋内ではマスクをしている人もちらほら。
アテネの地下鉄やバスはマスクをしている人のほうが多かったです。
私たちも出国前のPCR検査で陽性になった場合は帰れなくなってしまうため、屋内ではマスクを着用していました。
ヨーロッパはもともとマスクをつけない文化ですが、マスクをしていて変な目で見られるということはありませんでした。
コロナに感染しないよう気を付けたこと
日本に帰国する際にはPCR検査の陰性証明書が必要なため、滞在中は感染しないよう気を付けて行動しました。
基本的には日本にいるときの対策と変わりませんが、屋内では必ずマスクを着用。
窓が開いているバスや地下鉄に乗るときも、マスクを着用していました。
つけたり外したりするので、マスクケースがあると便利です。
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食事の際のアルコール消毒も念入りに。
特にジェラートを食べるとき、最後はコーンを手で触ることになるため、こまめにシュッシュしていました。
日本のようにあちこちにアルコール消毒が置いてあるわけではないので、携帯用のスプレーやジェルを持って行くと安心です。
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そして最も大切なのは休息!
旅行先ではつい予定を詰め込みすぎて睡眠時間を削ってしまいがちですが、疲れをため込まないよう十分な休息を取ってくださいね。
帰国前のPCR検査
私たちが行ったときは帰国時にPCR検査の陰性証明書が必要だったため、PCR検査ができ、かつ日本の書式で証明書を発行してくれる病院を探しました。
検査したのは地下鉄Panormou駅から徒歩5分の「Cross Border Med Care」という病院です。
PCR検査の受付は月曜から金曜の9:00~17:30、結果はメールで届きます。
5日ほど前にメール(info@crossbordermedcare.com)で予約して向かいました。
検査は屋外にあるテントの中で行います。
鼻咽頭ぬぐい液による検査でしたので、特に痛みもなくすぐ終了。
氏名、生年月日、パスポート番号などの必要事項を用紙に記入し、検査費用を支払えば完了です。
検査費用は2人で90€(約12,600円、約6,300円/人)で、カード払いも可能です。
「検査結果は4時間後にメールで発送するよ、日本の書式だよね!」と担当の方から確認がありましたが、4時間後メールを見ると日本書式はついておらず。。
「日本の書式で送ってもらえますか?」と返信するとすぐに送ってくれました。
ところが私の生年月日が間違っている!
生年月日が間違っているので再送してほしいと再度返信すると、こちらもすぐに対応してもらえました。
情報に誤りがあるとアプリ登録時に承認されませんので、届いた結果は細部までしっかり確認してください。
My SOSアプリへの登録も忘れずに!
日本に到着する前に承認を完了している必要があるので、遅くともヨーロッパ出国前には登録を済ませておきましょう。
帰国時の検疫は意外とスムーズ!
楽しかった旅行も終わり日本へ帰国。
帰国する際には厚生労働省のMy SOSアプリにPCR検査陰性証明書を登録すると、ファストトラックを利用できます。
降機後めちゃくちゃ歩かされますが、待ち時間はゼロでした。
めちゃくちゃ歩くので手荷物が重い方はカートの利用がおすすめです。
My SOSアプリがブルーになっていればQRコードを読み取りすぐに終了。
荷物を受け取り関税を通過したのち、到着ロビーに出ることができます。
そのまま空港でご飯を食べて帰宅もOK。
なお検疫は深夜には行っていないため、飛行機が遅れ到着が深夜になった友人は朝5時まで4時間近く待たされたと言っていました。
検疫の前のゾーンにはベンチや待合スペースはないため相当しんどいと思います…。
夜や早朝の便で帰国される場合は到着時間が前後し待たされる可能性がありますので、要注意です。
長旅お疲れ様でした!
2022年8月時点ではギリシャから帰国した場合で一定の要件を満たす場合、帰国後の隔離はありません。
体調が良好であればそのまま元の生活に戻れます。
とはいえ久しぶりの海外旅行。
帰国後数日は予定を入れず、ゆっくりと疲れを癒しましょう。
時差ボケもしんどかったです。。
2022年夏ヨーロッパ旅行まとめ
パンデミック以降初めてのヨーロッパ旅行に行ってみて、「ほとんどコロナ前に戻っている」というのが1番に抱いた感想でした。
サントリーニなど、まるでコロナがないかのように感じてしまうスポットもあるほど。
とはいえ飛行機などの交通機関はまだまだコロナの影響が残っていますので、常に最新情報をチェックしてください。
また、旅行に行かれる際は感染対策を念入りに。
ヨーロッパの人はあまり気にしていないためつい気が緩みがちですが、健康な状態で帰国できるに越したことはありませんので、気になる場面ではしっかり対策をしていきましょう。
ギリシャの情報収集はスピローズで!
ギリシャについていろいろお調べの方はお気づきかと思いますが、なんせ情報が少ない!
ガイドブックはあまり販売されておらず、ブログの情報を頼りにされている方も多いのではないでしょうか?
私たちも出発前の情報収集には苦労していたので、東京大田区にあるギリシャ料理店「スピローズ」で店長のサットンさんにいろいろと教えていただきました!
ギリシャ大使館も御用達、本格的なギリシャ料理をサントリーニのような店内で楽しめます。
店長のサットンさんは大のギリシャ好き。
今度ギリシャへ行くと一言伝えると、おすすめのスポットや地元で人気のレストランなど、さまざまな情報を教えてくれます!
店内にはギリシャに関する書籍やグッズも所狭しと並び、地図や写真を見ながら丁寧に説明してくれます。
ギリシャ旅行に行く際は、是非出発前に遊びに行ってみてください!
詳しく話を聞きたい場合は、空いている平日に行くのがおすすめです。
食べログからも予約できます。
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